診療科目


整形外科

整形外科とは、人体の運動器官の病気や外傷(ケガ)を取り扱う部門です。背骨・手・足など、全身の運動器官を造りあげている、骨・関節・筋肉・靭帯・腱・脊髄・神経の病気、外傷(ケガ)による損傷、手足などの先天性疾患(生まれつきの奇形など)を治療します。治療は、単に病気やケガを治すだけでなく、運動機能を元に回復させることを目的とします。不幸にして、運動機能の回復が十分に得られなかったとしても、残った機能を最大限に活用して、元の状態に出来るだけ近く機能を回復させることも、整形外科の大きな役割です。運動機能の障害だけでなく、痛みを主とする疾患(俗に神経痛・リウマチなどと言われる病気)の治療を行なうのも、整形外科の主要な仕事です。【日本臨床整形外科学会HPより一部転載】


リハビリテーション科

当院は、運動器リハビリテーションⅠの施設基準を取得し、理学療法士5名が勤務しています。子どもから高齢者まで幅広い年齢の方が対象です。


理学療法


病気やけがなどによる障害に対し、各個人の機能状態を調べ、目標を設定し、運動療法や物理療法、日常生活動作練習等を実施し機能回復を図ります。


対象となる疾患


スポーツ障害;オスグッド病、投球障害、疲労骨折、筋膜性腰痛症等

外傷;骨折、靱帯損傷

変性疾患;変形性膝関節症、変形性股関節症、変形性腰椎症

腰椎疾患;腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア

肩疾患;肩関節周囲炎、腱板損傷

術後疾患;各人工関節術後

 

当院では、20分から40分の個別対応とし、個人の状態に合わせ日常生活での注意点や日常で出来るセルフストレッチや運動の指導を行っています。日ごろの生活の中でも自らセルフトレーニング・ストレッチを行い身体機能の改善を通して生活機能改善・転倒予防・運動機能改善を目指しています。

 



物理療法


物理的エネルギー(温熱、寒冷、電気刺激など)を加えることで血液循環の改善や、筋肉の緊張や痛みを軽減させ、関節痛や腰痛などの痛みを軽減させることで運動しやすくする目的で行います。当院では以下の物理療法機器を設置しています。

 

○温熱療法 ホットリズミー ハートビーマー 超音波

○電気療法 低周波 干渉波

○牽引療法(頚部・腰部)

○マッサージ器 アクアマッサージ 足部エアマッサージ